どこから、何から手を付けて良いのか自分でも広がり過ぎてよく分からなくなったので、一旦ここで整理をしよう。
終活セミナーを開催して2年以上経ちます。 で、そこで感じたこと思った事。
終活は「人生の終わりの時期の活動」とか「人生の終わりの時期を見据えて行うもの」と定義づけされることも多く、これには異論なし。 でもね、自分が死ぬことって、頭では「いつかは死ぬよねー」と思っていても、それが現実のこととして認識出来ている人って、どのくらいいるのかしら? と、甚だ疑問を感じています。
そして、終活でイメージされるものといえば、葬儀のこととか、相続、遺言、医療や介護が一般的だと思いますが、果たしてそれだけ? という疑問も湧きます。
もっというならば、「人生の終わりって、いつのこと?」
そんないつのことか分からない、ぼやっとしかとらえきれないことに対して、若い人は特に真剣に向き合うことって出来ないと思う。 でも、人はいつかは死ぬ。
芸人でYoutuberのヒロシさんがネットのインタビューに答えている中で仰っていたことなんだけど、「人間、どうせ死ぬんだから、楽しいことしましょう。」(正しく一言一句そうだったわけではなく、こういうニュアンスの言葉でした)というのがすごく刺さりました。
じゃあその、楽しいことって何だろう? と振り返ると、「楽しい」と表現しているけれど刹那的な楽しみということではなく、「【私】が自分らしくいられること」なのかなぁと思っています。
人生の最後のときまで自分らしく生きること。 その人らしく生きる事。
と考えれば、人生の終わりの時期の活動、という表現よりも、もっと幅広い年代の方に気づいてもらえるのかなという気がしています。 終活に欠かせない「エンディングノート」でも、これからやりたい事をリストアップできるものもあって、そういう意味では、終活は「これからの人生を見つめる」ことも含まれるとは思いますが、老若男女問わず自分事として気づいてもらいたい。
何に?
という問いには、次回答えることにしましょう・・・。