未来活動のブログ

終活を違う視点で眺めてみよう。

好きなことで生きていくということ。

私に「気づく」ということを教えて下さった陶芸家の先生の話で、もうひとつ思い出したことがあります。 陶芸家の先生の話は下記リンク先で。



傍から見てる分には勝手なことが言えるわけですけど、芸術家という人たちは、我々一般人から見れば「好きな事でご飯食べている人たち」とも見えてしまうものです。


ところがどっこい。


10個作って1個モノになるかどうか、という世界と知って衝撃的でした。 


更に若い頃は技術も拙いので失敗率も高く、また作品に付く値段も知れている、だから食べていくためには、仕事の傍らアルバイトをしていかなきゃいけない。 そうしていくうちに、どっちが仕事か分からなくなってしまい、辛い状況に陥ってしまう


という、若手芸人さんの苦労話のような話も聞いて、思いました。


陶芸の世界に限らず、「自分がどれだけの熱量を注げるか」「どんなことがあってもやり続ける覚悟はあるか」ということなんですよね。 それと「寝食忘れてソレに没頭するほどハマれるか」ということ。  ソレを成し遂げるため、一流と呼ばれるようになるまで情熱を持ち続けられるかどうか。 


繰り返しになりますが、10個作って1個モノになるかどうかの話は本当に衝撃的で、もちろん続けていくうちに技術が上がってきて、モノになる割合も高くなっていくでしょうけれど、そうなるまでには(そうなっても)本当に地味な積み重ねであることは、門外漢の私にも分かります。


 好きな事で生きていくためには、その裏側で同じくらいの見えない努力があってこそ、なんですよね。 その努力を苦労と思わない程没頭できるかどうか。


それを思って、ハタと自分を振り返ったとき、「大好きな○○に関しては誰にも譲れない」というものがある生き方を自分は忘れていたなー...。と気づきました。 


「ぼおっと生きてんじゃねーよ!」って叱られそうです(汗)。



ちなみに、好きな事で生きていくための考え方やすべきことについては、こちらの記事が大変興味をそそられました。

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